愛がないと

愛がないと

わたしたちは生きてはいけないのかもしれません

愛とはなにか

わたしたちの存在そのものが

愛なのでしょうけど

生まれてから育ててもらう過程で

両親やまわりのひとたちから愛情を感じ成長することが

わたしたちが 自分の人生を生き抜くための

エネルギーのもととなるのは間違いないようです

わたしも以前は

自分は何のために生きているのだろうかと

気持ちが重く 自分に価値を見出せない時期がありました

そのときは 本当にわからなかったのです

自分が何のために生きているのか

世の中のために何かをしているわけでもなく

人間ができているわけでもなく

自分がなりたい自分とは ほど遠い自分

わたしたちは存在そのものに価値があると

何度もきいたことがありますが

頭ではそうなのだろうなと思うのですが

心が納得していませんでした

でも カウンセリングを受けたり 心理学の勉強をしているうちに

あるときにふと思ったのです

生きるのに理由が必要なのだろうかと

わたしたちは自然の一部であり この世界に生まれてきました

生まれたから生きる ただそれだけなのかもしれないと

そして 人生を生き抜くために必要なのは愛なのだろうと

わたしが自分に価値を見出せなかった理由も

両親からの愛情を受けとることができていなかったことにありました

もちろん両親は愛情を注いでくれていたのですが

子どものわたしが欲しい愛情とはギャップがありました

わたしたちは 愛されていないと感じることが続くと

自分はいる意味がないと考えるようになるのかもしれません

でも たとえそう思うようになってしまったとしても

自分は愛される価値がある 自分の存在そのものに価値がある

まぎれもなくそうなんだという感覚をもつために

自分にできることは 自分自身があきらめないことだと思います

つらいのが続いているのは あきらめていない証拠だと思います

ほんとうは 何かをできるとかできないとか

世間一般の道からはずれてしまっているからとか

人に認めてもらえるとかもらえないとか

わたしたちが重要だと思いがちな そういう条件は

わたしたちが生き抜く理由となるものではなく

生きることそれ自体が大事なことなのかもしれません

その中で 自分らしく生きているという実感があれば

それほど幸せなことはないのでしょう

カウンセリングでも

「毎日死にたいと思ってしまうのがつらいです」

と言われていた方が

「死にたいと思わなくなったので自分でもびっくりしています」

と報告してくださいます

わたしはその時にいつもクライアントさんに教えていただいています

今がどんなにつらくても 人には自分を助ける力があり

自分の価値を感じる力を取り戻すことができると

そして わたしたちは

愛情を受けとる力も取り戻すことができるのだと

その力を取り戻すために寄り添い サポートをさせていただくために

わたしたちカウンセラーがいるのだと思います

自分を幸せに生きるためのカウンセリング

心理カウンセラーの佐戸恭子です 自分がどうありたいかを 感じ 気づいていくことを大切にしています

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