理由

わたしが心理学を勉強しようと思ったきっかけは

自分のことが知りたいと思ったからでした

その頃のわたしは

自分ことが好きじゃなくて

両親のことも嫌いでした

親を尊敬していますと言っている人をみて

そんな気持ちになれてうらやましいなと思っていました

今思えば 親のことを嫌いだということは

その親から生まれてきた自分のことも嫌いだというのは

当然かもしれないなあということです

そんな自分が嫌で

こうなった理由を知りたいと思って始めた心理学で

やっと理由がわかりほっとしたのを覚えています

自分に自信がもてない理由

両親のことが嫌いな理由

人に気をつかってしまう理由

自分の中に引きこもってしまう理由

いつも漠然とした不安を感じる理由

そうだったのか それはそう感じて当たり前だよね

そう感じたし でもこのままは嫌だ 何とかしたい

と強く思ったことも覚えています

それから心理学の講座を受けながら

カウンセリングを受けていきました

途中先が見えない気がして くじけそうになりながらも 

でもなぜか勉強することも カウンセリングを受けることも

やめることはしませんでした

そうしているうちに 勉強をして頭でわかっていたことが

だんだん心でわかるという感覚になってきました

それは自分が小さい頃から我慢していた気持ちや

両親に対して言いたかったことを

たくさんたくさん吐き出していくことでわかってきたことです

今では人のことがあまり気にならなくなり

自分のこともけっこう気に入っています

両親に対しても感謝できるようになって

母にいたっては わたしが主催している講座の受講生です

勉強を始めたころからすると

こんな日がくるとは信じられない現在です

誤解のないように言っておくと

わたしの両親は虐待をしていたとかではなく

ごく普通の家庭で

両親なりに精一杯愛情を注いでくれていたのです

それなのにと思われるかもしれませんが

子どもがほしいものと

親がよかれと思って子どもにしていることの

ギャップが大きいとこうなってしまうのかなと感じます

わたしは勉強を始めた時に

カウンセラーになりたいとは全く思っていませんでした

自分のことで精一杯だったし

人のことをサポートする余裕なんてありませんでした

自分が楽になっていき 幸せだなあと感じることができるようになって

自分にもできたんだから

今苦しい思いをしている人たちも この感覚を味わうことができるよね

そう思えるようになってはじめて

カウンセラーになろうと決めました

今も悩んだり迷ったりしながらですが

自分の中に信じるものがあるのでやっています

もし 苦しい思いや いろんなつらい思いを抱えている方がいても

あきらめないでください

自分を幸せにできるのは

ほかの誰でもなく自分だけだから


自分を幸せに生きるためのカウンセリング

心理カウンセラーの佐戸恭子です 自分がどうありたいかを 感じ 気づいていくことを大切にしています

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