わいてくる感情
生きているといろんな出来事があり
いろんな感情がわいてきますよね
でも何かあるたびに
さっきは誤解されて悲しかったなあとか
あんな言い方かれて腹が立つなあとか
明日は納期だけど間に合うか不安で怖いなあとか
いちいち思って感じていたら
やっていけないでしょうとよく聞かれますが
いえ やっていけます
むしろ感じる方が楽にやっていけます
と答えます
感情というものは
自然にわいてくるもので それが当たり前なことです
生きるということは
感情を感じることも含まれているのです
その自然な現象を抑えるということは
とても不自然なことです
不自然なことをすると ストレスがたまります
そうするとどうなると思いますか?
もうお気づきかもしれませんが
体に不快な症状としてでたり
がんばれなくなって引きこもってしまったり
人づきあいが億劫になってしまったり
病院で症状を訴えると ストレスが原因と言われることになります
悲しいなあと思うと
もっと悲しくなってみじめになったり
怒ったらみっともないとか
そうやって反射的に感情をいつも抑えていると
自分が何を感じているのか
わからなくなることもあります
でもその抑えてしまった感情は
消えてなくなったわけではなく ずっとたまっていて限界がきたら
ある日突然異変が起きることが多いです
自分の感情を大切にするといことは
自分を大切にするということです
そのためにはどうしたらいいのか
こう思っても仕方ないとか
これくらいで腹をたてるなんて大人げないとか
ここで悲しいと感じたらもっとみじめになるとか
そういうことはちょっとだけ横に置いておいて
まずは わいてくる感情を
ただ ここにあるなあと感じてみてください
わかってもらえなくて悲しかったなあとか
さっきのカチンときたなとか
そういう気持ちが自分のここにあるなあということを感じてください
そして できたら
悲しいのは自然だよねとか
むかつくのは当たり前だよねとか
やりたくないことをするのはいやだよねとか
自分の感情に寄り添ってもらえたらとてもいいです
大丈夫です
心の中は誰にも見えませんから
相手にぶつける必要はありませんので
慣れていないとはずかしいと思うかもしれませんが
思う存分自分の感情に寄り添ってあげてください
そして そうやって自分の感情を大切に扱った時の
心の動きを感じてもらいたいなと思います
逆にそう思っても仕方ないからと
自分の感情を抑えてしまうと
相手にぶつけたくなったり 批判したくなったり
不機嫌な態度を出したりと
自分でも扱いが厄介になってしまうことが多いです
そして わいてくる感情を大切に扱っていくと
自分の心の健康に役立つだけではなく
大切なひとたちの気持ちに気づいたり
理解できたりするという おまけもついてくるかもしれません
できない方は無理する必要はありませんが
ちょっとためしてみようかなと思える方はやってみてください
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