裏切りたくないもの
わたしは小さいころから
がんこだったと思います
いま覚えているかぎりでも
自分の考えが常にあったように思います
だから むかしは
とても生きづらく感じていました
なぜこんなに自分は面倒なんだろう
でもこの考えは曲げたくない
表面上はうまくやっているように見えるけど
そうするとまわりのひとたちといるのが楽しくない
それならひとりのほうがまだいい
だからひとりでいる時間はとても大切でした
いまもそれは変わりませんが
でも なぜそうだったのかというと
自分の気持ちだけは裏切りたくなかったからです
それがいいわるいは別として
自分のことを信じられなくなると思っていたから
それだけはいやでした
今は大人になり いろんなことを学んで
さまざまな葛藤を 必死にもがきながらも経験して
少しだけ力がぬけたのかもしれません
だから その頃の自分が
とてもかわいくて愛おしく感じます
ほんとうに
その辺のがんこ親父よりがんこだけど
それでいいよと言ってあげたいです
そんなところがとても大好きだよと
苦しいかもしれないけど
それはまちがっていないよと
その頃 悩み苦しんでくれたおかげで
いまのわたしがいる
こう思えるまでに時間はかかったけど
自分を裏切らないでいてくれてありがとう
そう伝えたいなと思います
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