いごこち

思いかえすと

わたしは自分でいうのもなんですが

まっすぐに生きてきたんだなあと思います

昔から

思ってもいないことを言うのはいやだったし

自分の気持ちにうそをついたり

ごまかしたりするのもいやでした

そのおかげで　生きづらさを感じたことも

たくさんありました

自分はなぜこうなんだろう

もっと要領よく生きれたらいいのになあと

でもどうしてもできなかったな

うわべだけの会話はいごこちが悪くて

そわそわしてしまいます

でも今は

その頃の自分も愛おしく思えるようになりました

自分なりに正直に生きてきたからこその

今なのだなと

今の自分はけっこう気に入っています

完ぺきではなく

不器用で未熟な部分がある

でも正直で自分にうそをつけないわたし

そのままのわたしが

とてもいごこちがいいです

これ以上でもこれ以下でもない

自分をよく見せることは

自分を追いつめて

自分で自分のいごこちを悪くするのかもしれません